選手を強くするために

私は、中高生を中心に今まで4人の選手の全国大会出場をコーチさせていただきました。
もちろん、この4人の輝かしい成果の裏には、負けて泣いてきた選手が何人もいます。
それらの負けた選手から私が学んだことは、「競技力の土台が大切」ということです。

土台がしっかりしていない選手は、本来の目的とは違う行動に行きがちでした。

全国大会に出場するためには時には体重管理が必要な選手もいます。
それでもお菓子を食べてしまう。

全国大会に出場するためには時には遊ぶ時間を我慢しなくてはならない。
それでも遊びに行けないがためにイヤイヤ練習に参加してしまう。

人それぞれ目標があるはずで、そのために周りと同じことをしているのではだめなこともあります。
(もちろん、旧態依然として理に叶っていない指導法をすることはよくないが)

そんな選手の土台を育てながら、いつか旅立って自分たちで、より良いコーチやより良い環境を見つけて練習ができるようにするための
クラブでありたいと考えています。

強くなるために大切な土台

F faith 人を信じる心を持つこと
O only 唯一無二の自分を持つこと
K kind 人を思いやる心を持つこと
U upgrade 満足せず改善し続けること
S step ジャンプの準備をすること

※「見つける」という意味の「focus」はkではなく、cですが2016年から私が立ち上げて競技を行なっている
社会人陸上クラブ「TOYAMA FOKUS」に合わせてこの綴りにしました。

陸上競技で大切なことは
周りに流されずに自分と向き合い続けることです。

自分と向き合うことで100%に近い力を発揮することができます。

自分の力を発揮できた後、成長するためには周りの協力が必要です。
当クラブではいつかクラブを卒業した後も自分自身で成長できるように指導していきます。

そのために必要な5つのことをクラブ名に込めました。フォーカスでは、この5つを大切にできる選手と共に上を目指していきます。