こどもには筋肉を付けるのではなく筋肉の使い方を身につけさせる(10/4体験会より)

メインコーチの川辺です。10月に入り、富山県でも気温の上がり下がりも激しく体調に気を付けないといけないですね。先日からの体験会でも参加予定だったお子さんが体調不良でお休みされてました。あたたかい格好を心がけましょう。

こどもの脚が劇的に速くなる方法

こどもたちのあしを劇的に速くする方法は「身体のブレをなくす」ことです。
人間の体がまんまるの球体だとかカチカチの一本の棒だとかであれば身体がグラグラすることもないのですが人間の身体には腕があり脚があります。胴体だって筋肉、骨、関節などがいくつもありますからグラグラとブレてしまうのは仕方がない…

ではそのブレをなくすにはどうすればいいでしょうか?最近は健康スポーツとしてもTVで良く聞く「体幹」が大切です。
体幹と聞くと…何回も何回も腹筋や背筋を行うイメージになります。それもとても大切な練習ではあるのですが、こどもたちには筋肉を付けることよりも筋肉を使うことを優先して練習していくことが大切だと考えます。

身体のブレをなくすための筋肉を使う感覚を養う練習

筋肉を付ければ簡単に足が速くなったりジャンプ力は付くのですが筋肉がつく量はある程度上限がありますから、もっと足が速くなるために筋力トレーニングを…としても速くならなくなる時期が早い段階で来てしまい早熟の選手になりやすいです。その為、まずはより力が出しやすい筋肉の使い方を覚えさせたほうが長い期間選手として活躍できる可能性が広がるのです。

どこの筋肉を使えているかは、長くスポーツのトレーニングをしていれば少しずつ分かるようになってくるのですが、それを「ホップ」では出来るだけ少ない練習で筋肉が使えている感覚をこどもたちに感じさせることが出来ます。

筋肉が使えている感覚を理解し、それを定着するまで反復して練習を行う。
これにより、毎回毎回良い走り方ができるようになるのです。