子どもに運動習慣を身に着かせる

メインコーチの川辺です。10月も半ばに入り秋真っ盛り。秋といえばスポーツの秋、食欲の秋、読書の秋ですね。みなさんはどんな秋を楽しんでいますか?
私はスポーツの秋と言いたいところですが、そのスポーツを効率的かつ分かりやすい形で皆さんにお伝えできるよう苦手なお勉強(読書)をしています笑

ちょっと古いデータですが、 「平成21年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」を確認していたら興味深いデータがありました。

全国の小学生に紙のアンケート用紙により質問
「家の人と週に1回以上運動やスポーツについて「する」「見る」「話す」機会がありますか?」

という内容で調査したところ、児童の1週間の総運動時間と関係性がありました。

1週間の総運動時間との関係性

一番左が週1回以上家族と運動をする、見る、話す児童。一番右が週1回以上家族と運動をしない、見ない、話さない児童でした。多少の誤差はあるものの、ほぼ階段状になっており家族と運動のかかわりがある児童が一番運動時間が多いことが分かります。

これを見て「あれっ?」思った方いらっしゃいませんか?「1週間に1118分って私の高校時代とほぼ同等・・・いやもっと多くないか??」

1週間の総運動時間が1,118分とはどういう状態なのか?簡単に計算してみました。1週間のうち2.6コマ体育の授業時間があり、1コマ45分と仮定すると117分。学校の休み時間のうち30分くらいはドッジボールなど運動をするとして…5日間で150分。それを除くと週に851分。これを7日間で割ると122分と、約2時間何かしらの運動を毎日行っているということになります。

これってすごくないですか?しかも、これが該当するグループの平均ですから(・。・;
このデータ、昭和じゃないんですよ。平成です笑

私の平成21年は17歳ですから高校生の時です。調べると3DSやPSPgoなんていうポータブルゲーム機が流行っていた時代のようです。

ちなみに当時の小学生の約29パーセントが1日当たりのゲーム時間を30分と答えているようなので1週間で210分です。

これだけ、遊びが多様化しつつある時代にどうしてここまで運動時間を確保できているのでしょうか?これは推測でしかないのですが、運動習慣が出来ておりちょっとした時間にも運動する癖がついているからだと思われます。

一度、家の人との運動の関わりに戻ります。保護者にとって、もっとこどものために時間を割いてやりたいと思う気持ちは誰もがあると思います。でも、「どうしても時間が取れない」「何をすればよいかわからない」そういった問題がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

私の両親は父は放送部出身、母は茶道部出身という「ザ・文化部」の家庭で育ちました。特に父は仕事が忙しく、土日も仕事がある日が多かったですから、正直毎週のように一緒にスポーツの話をしたり、見たり、ましてや一緒にやる時間をとれることはほとんどありませんでした。それでも、スポーツクラブに通わせてもらえたり友人が運動大好きでいつも一緒に遊びに誘ってくれたからこそスポーツ好きになったのかなと思います。

こども陸上クラブ「ホップ」では運動習慣が身に着く遊びも行っております。
ぜひ一度覗きにきてください。無料体験いつでもお待ちしております。

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