「感動」心が揺さぶられる幸せ

9月6日、富山県で行われた北陸実業団選手権大会に参加してきました(当クラブ代表川辺)。

実業団と言いながらも、実際参加している選手の多くはいわゆる「9時5時」で働く一般的な社会人が多い大会です。
今回は特別強い選手が全国から大会を求めて出場していましたが、通常は日本選手権の上位クラスの選手なんていうのはせいぜい1割程度です。

私が出場した種目は「走り高跳び」といって、より高い高さのバーを越える戦いの競技です。

気づけは人生の半分を走り高跳びをしてきた私ですが、社会人になってからは特に試合での緊張感や叫びたくなるくらい嬉しい瞬間、泣きたくなるくらい悔しい瞬間はなかなかなくなってくるものです。

今回の大会では本当に久しぶりに悔しくて仕方がない、そんな気持ちになりました。

今から6年ほど前、社会人1年目の夏の大会で勝てるはずだった相手に勝てず、出せるはずだった記録を出せない時がありました。競技終了後そんな自分が情けなく、悔しくて仕方がなくて競技場の外で一人泣いていた時を思い出しました。

その時と同じような感情がまた蘇ってきました。

高校生の頃は「全国大会で優勝したい」と練習を重ね、走り高跳びに高校生活の全てを賭けていました。跳びたい高さのバーを越えれた時は嬉しくて仕方がなくて、ガッツポーズをして喜んだり、うまくいかなかった時はマットに拳を叩きつけて悔しんでいたことを思い出します。

歳を重ねればさまざまなことを頭で理解できるようになって、自分の感情さえもコントロールするようになります。心の底から笑うことも、泣くこともあまりなくなってきますよね。

私は本当に無趣味なつまらない男でして、欲しいものも対してないし、ずっとやってられるみたいなものも特にないのですが、陸上だけはずっと続けてきました。

今年28歳になった私が、競技終了後「くやしい、くやしい」と何度も一人こどもみたいに声を出し、「次こそもっといいパフォーマンスを出すんだ!」と思えた、そんな「感」情を「動」かされる体験が陸上競技にはまだまだある気がして、もう数年競技を続けていきたい。そんな風に思えました。

クラブに通ってくれているこどもたちにも、そんな「感動」体験を届けられたらいいなと、今日も練習メニューを組んで練習場に向かいます。

前の記事

ネットネイティブ世代