「発達障害を抱えているのですが入会できますか?」

そういったご質問、発達障害にまつわるご相談をほぼ毎月のようにいただいております。

私どもスタッフは発達障害にまつわる専門家ではありませんが、保護者の方からのお話や自主的に勉強により理解する努力をしており、できるだけ「断らない」ように日々試行錯誤しております。

「落ち着きがない」「コミュニケーションが取れない」「運動能力が同年代と比べて低い」
など、お子さんの発達、発育に関してお悩みの保護者の方からの相談をよくいただきます。

クラブとしての方針は「そのようなおこさんにも出来るだけ他のみんなと同じように練習ができるよう取り組む」考えでおります。実際に、ご相談されてから入会され何ヶ月も継続して通っていただいている方もいます。

また、「発達障害だから導入クラスしか入れないですか?」といった質問も受けますが、これは人それぞれだと考えています。

通常、選手は長距離を走る時、「疲れてきそうだから弛めよう」とどうしても自分の心にブレーキをかけがちですが、ADHDを抱える選手はそこにブレーキをかけずに最後まで100%の力で走りきることができる選手もいます。

通常、人はどんな物事にも飽きが来たり、モチベーションが上がらない時が来ます。ASDを抱える人は好きだと思ったものに何分間でも向き合い続けることができる人もいます。

発達障害を個性だと捉えて、スポーツに打ち込める環境を「陸上競技だからこそ」作れるのではないかと本気で信じています。

発達障害等でお悩みの方も一度ご連絡をいただけるとお子さんに合ったクラスの紹介や支援を行えるかもしれません。ぜひ一度ご連絡ください。