別世界からスポーツを良くしよう
メインコーチの川辺です。ここ最近TVのニュースを見ると「またか…」と言いたくなるほどスポーツの嫌なニュースを目にします。これには「オリンピックが近いから」だとか「○○派閥の陰謀だ」とかいろんなことが言われますが、悪い文化は直していかなければならないことは事実だと思います。
ある事件からアマチュアボクシング連盟の問題が出ました。その改善策は「ボクシング業界外の人を入れる」というお話がありました。フェンシング協会の太田雄貴会長も「フェンシング以外の人に協会に来てもらいたい」とお話していました。
↑(太田雄樹会長の改革のおかげでフェンシングは観客に優しいスポーツになりました。)
私は富山県西部体育センターで職員をしているのですが、前職は銀行員でした。
(あ、みなさんびっくりされましたよね?前職は体育教師ではないんです笑)
銀行で働く人にとって当り前なことでも他の業界ではことがあるみたいです。TBSドラマで流行りました「半沢直樹」なんかはバブル時代に入行した銀行員が主人公で銀行の闇を探りながら父親の仇を討つ「倍返しだ!!」で有名になりました。
私は「半沢直樹」放送後に入行していますが全部とは言いませんがそこそこ同じような場面を目にしています。銀行にとっての当たり前が他社にとってはあたりまえじゃないからこそウケた物語でしたね。
富山県西部体育センターの職員になってから聞かれることがありました。
「銀行ではこういう時どうしてた??」
この時「銀行時代の経験は他の場所で役に立つんだ」と思った瞬間でした。
銀行員をしていると地域の様々な業界の会社の社長とお会いしお話します。
銀行員をしていると個人情報保護のためにFAXや郵便物の取り扱いを2人でします。
銀行員をしているとミスをしないように一度作った資料をペンでチェックしながら確認します。
銀行員をしていると様々な業界について勉強します。
銀行員をしていると毎日株価や為替の変動を確認します。
銀行員としてはこれらはやらなければならないことでしたが他の世界では違う。
私はスポーツ業界外から来ましたが、その経験を生かしてスポーツを良くしたいと思っています。少しずつではありますが当クラブももっと会員に優しく、会員のための活動をしていきますのであたたかく見守っていただければ幸いです。