新年練習次々と開始!成長のためのステップ

富山県では雪が降ったり、いい天気の日があったり。。

不安定な天候は続きますが、こどもたちは元気に練習して行っています!

今回のブログは代表の川辺が書かせていただきますね!!

新年の目標を考えましたか?

導入コースの子たちを中心に練習の前や、途中、最後に少しこどもたちに語りかける時間を作っています。

今回はこどもたちに

「2022年こんなことで頑張りたいよ!っていうものを目を瞑って考えてみましょう」

そんなふうに話しました。

育成コースの子と違って、導入コースの子には、良い記録を目指して練習をしている子もいれば、苦手の克服や、友達と楽しんで運動がしたいなんていう子もいて多種多様です。このコースではどんな子がいてもいいと思っています。だからこそ、目標というのは一概に、「運動会で一番になりたい」「100m走で◯秒で走りたい」なんていう目標でみることは難しいんですね。

できないことはやらない。次のステップを放棄してしまうこどもたち

導入コースでは運動が苦手な子も多いですから、走れば負けるし、新しい練習もうまくできない。。なんていう子ももちろんいます。

私たちからすれば、練習はそんな子たちがレベルアップするためのひとつのステップであってできなくて当然でいいと思います。しかしながら、こどもたちはそうじゃないことが多いようなんですね。

「負けるから嫌」「できないからしない」「無理。僕には絶対できない」

そんないいわけをして頑張ることをやめてしまうそんな子がいます。

もちろん全員とはいいませんが、決して、ホップのなかにも1人2人といったごく少数の例ではないわけです。

そういうことはよくある話なのです。

最後は自分次第

そう言った子は自分で自分の可能性を狭めてしまいます。もちろん、私たちはそうならないように少しでもやる気を取り戻せるよう声かけを怠りません。

目を見て話をして、「どうして」やりたくないのか聞いて、理解してあげた上で、「でもがんばってみようよ」そんな前向きな言葉をかけ続けます。

それでも、週に1回1時間の練習時間。。最後は自分次第になってしまうんですね。

あるクラスになかなか自分のスイッチが入らない子がいました。

できないと、痛いフリをする

怪我をした子に無理をして練習をするようにさせることは絶対にありません。

怪我が悪化するだけで、良いことなんて何もありませんから。

でも、どうしても練習を頑張りたくないがために、痛いフリをしてしまう子でした。

痛いから足が遅かったんだ。痛くて途中で歩いたんだ。と口では言わないまでも身体全体で表現をする。そんな子でした。

そんな子も少しずつ練習回数を重ねていき、いつしか後輩(年齢が下の子たち)ができました。

挨拶をする時「気をつけ!」私が大きい声で言うと

誰よりも綺麗な姿勢で気をつけをして、みんなのお手本になろうとするようになっていきました。

前からいる子たちは後から入った子のお手本にならなきゃいけないね!

私はよく「前からいる子たちは後から入った子のお手本にならなきゃいけないね!」とみんなに声をかけます。

とはいえ、お手本になろうと、しない子はしない。それは仕方がないことです。最後は自分次第ですから。。

でも、その子はお手本になろうとするわけです。その子にとってのスイッチはそこにありました。

先日新年初めての練習で「2022年こんなことで頑張りたいよ!っていうものを目を瞑って考えてみましょう」そんな声かけをした後

「みんなの前で話せる人?手をあげてください」私の声かけにその子は誰よりも早くを手を挙げてくれました。

「苦手なことでも頑張って挑戦したいと思います」そんなふうに堂々と話してくれました。

この子ももうこんなにも成長していたんだ。。それを感じさせられたのはその言葉をその子から聞いた後の練習の様子を見て私が感じたことです。

自ら、進んで、今まで苦手だった練習を頑張るのです。

実はやってなかっただけ

そんな子ほど、やってみると結構うまくできていたりするのです。

「え?◯◯くん、こんなにうまいんだね!すごいね!」

これは私が心の底から思って言った言葉でした。

成長のための次のステップを少しずつ登っていくこどもたち。

2022年の年末になれば、またできることが増えている。そんな予感がしますね!