お子さんの初めての習い事、運動を何かさせてみたいけれど、何をさせようか迷っている方もいらっしゃると思います。そこで今回は、初めての運動系の習い事に陸上競技が向いている理由をクラブ代表の川辺コーチに聞きました。
陸上は、誰でもすぐに始められるスポーツ
サッカー、野球、ダンス、空手、体操、水泳など、運動系の習い事はたくさんありますが、初めてのスポーツとして陸上を選ぶ魅力は何があるのでしょうか。
「まず、小さいお子さんでも習わせられる、誰でもすぐにできる陸上の気軽さが挙げられると思います。
例えば、競技によっては、ボールを使う、道具を使うといった理由から、幼稚園の年少児では始められないスポーツもあるはずです。
しかし、陸上であれば、発育・発達の段階で自然に体得する『走る』という動作だけで始められます。
『うちの子、ボールが苦手だけれど、走るくらいならできるから習わせたい』といった保護者の声は多く聞きます」(川辺コーチ)
確かに「走る」なら、特別な事情がない限り、一定の年齢に達しているお子さんであれば誰でもできる気軽さがあるはずです。
習い事を始めるにあたって陸上の場合は、特別なスポーツ用具を購入する必要もありません。始める際のハードルの低さは陸上の魅力の1つと言えます。
他のスポーツへの橋渡しにもなる
また、陸上は、「走る」という運動の基本動作を学ぶ習い事なので、他のスポーツを将来的に始める際に役立つ部分もたくさんあるようです。
「走るという動作は全ての競技に通じます。言い換えると陸上は、他のスポーツへの橋渡しになってくれる面もあります。
特に、ホップの場合は、教育現場で大事にされている『幼少期に身につけたい36の基本動作』を可能な限り多く練習に盛り込んでいます。言い換えると、速く走るための土台として、お子さんの運動神経全体の向上を目指しています。
現に、最初に陸上を習い始め、年齢が上がってきた段階で野球など他のスポーツも始めた時に、すんなりと適応できた子どもたちもたくさんいます。
陸上は、個人スポーツなので『私のせいで負けちゃうかも』と考えるお子さんも気軽に始められます。
まずは、運動競技の1つである陸上を始め、他のクラブ生と顔なじみになり、仲間と一緒に体を動かす楽しさを覚えれば、結果として、集団競技への興味も広がっていきます。
その意味で、陸上競技は、さまざまな運動系の習い事の入り口としてとても適していると思います」(川辺コーチ)
以上が、ホップ代表の考える、初めての運動系の習い事で陸上を選びたい理由です。ぜひ、参考にしてください。
文/坂本正敬(ホップ公式ブログ編集長)